コスタリカの12月31日
こんにちは。
日本ではもう既に年が明けたということで、新年のご挨拶をさせていただきます。
いつもブログを読んでいただき、大変ありがとうございます。今年も宜しくお願いします。
コスタリカではまだ日付は12月31日で、2015年はまだ終わっていません。
日本では「お正月」がちょうど年末年始にあたりますので、それに伴って家を飾り付けたり掃除をしたり、あるいは料理をしたりして良い新年を迎えようと試みるのですが、
コスタリカではそういった習慣があまりないように思います。確かに人々は「Feliz año」(良い年を)と言って挨拶をしたりするのですが、新年を迎えるにあたっては特にこれといって特別な飾り付けをするわけではありませんでした。
私の受け入れ家庭では1月1日に日付が変わるまで起きていましたし、いつもより少し凝っていてなおかつ豪華な夕ご飯を食べましたが、それがコスタリカの伝統的な料理であったかといえばそうではなかったです。
日本の年越しそばやお正月のおせち料理に当たるものは特になかったです。
ですが、一つ面白い習慣がありました。
コスタリカに住む全ての人がやるのかどうかは定かではないのですが、私の家では11時半頃にぶどうが12個配られて、それを日付が変わるまでに食べるということをしました。
なぜ12個のぶどうを食べるのかと聞いたら、1年は12カ月だからと言われました。
私の家族はぶどうをひと粒ずつ食べながら、「俺は今2月のぶどうを食べてる」とか、「私は10月」などと言っていました。
なかなか面白い習慣だと思いました。
そして年が明けると、家族全員がそれぞれ抱き合って挨拶をしました。家族に愛していると伝えたり、握手をしたりして思いを伝えていました。
それは大変素晴らしいことだと思いました。
コスタリカではこのようにして年が越されました。日本とは違った良さがありとても面白かったです。
今日は以上です。
ありがとうございました。