男らしく、女らしく
こんにちは。
最近は同性婚について世界中で話題になっているように、性に関して議論されているのをよく私たちは目にしているかと思います。
同性婚を例に挙げていますが、それが理解されているかといえばまだまだそうではないし、反対の意見も多数出ています。
それは同性愛者が少数派であったり、今までの人類の慣習に反することであったりするからです。
コスタリカでもそれは同じで同性愛は社会的にあまり受け入られていません。また、「男は男らしく、女は女らしく」あるべきだという風潮が漂っています。
例えばサッカーをしている時によく言われるのが、「男のように強くあたりに行くべきだ」ということです。
強くあたりに行くというのがどうやら男らしさを象徴しているようです。
それは実はサッカーに限らず、力を必要としたりする時はよく「男のように〜」と言われます。
例えばジャムのふたが固く締まって開かない時、「もっと男みたいに力を入れろ」などと言われたりします。
また男性はか弱かったり、大胆でなかったりしてはいけないというイメージが浸透しています。
一度あったのが、友達と歩いている時にカラフルな軽自動車が私達の横を通りすぎた時、
「あれは男が乗る車じゃない、女の車だ」
とひとりの友達が私に言ってきたことです。
その後スポーツカーが私達の横を通ったのですが、その時は「男はああいう車に乗るべきだ、あれは男の車だ」などと主張してきました。
このように会話の中でも「男は男らしくあるべき」などというのが繰り返されています。
また同性愛者は攻撃される対象になっています。「ゲイ」という言葉が人を攻撃する悪口として使われています。人を冷やかす時によく使われます。
何が原因でこのような習慣が根付いているのは定かではありませんが、コスタリカでは生まれ持った性が重んじられており、同性愛などそれに反することがあまり受け入られてないということは確かなことです。
今日は以上です。
ありがとうございました。