コスタリカと私

コスタリカって?と思う全ての人へ。

運転免許

こんにちは。

今日はコスタリカでの車を運転について話したいと思います。

コスタリカでは、運転するには運転免許を携行しなければなりません。これは義務付けられています。

運転免許を取るには自動車学校へ行って試験を受ける必要があります。そこで試験に合格すると、運転免許が交付されるそうです。

ですが、運転免許を取るまでのプロセスが日本と違います。

日本では自動車学校に入学しなければ最初の運転免許は取れません。つまり入学は必須だということです。

また、26万円程と言われる高額の授業料を払った上で教習を受けなければいけません。

しかし、コスタリカではどうも事情が違うようです。

コスタリカでは教習所で行われる交通の基礎知識に関しての筆記試験に合格すれば、

運転免許を持つ人の同伴という条件付きで運転の練習を公道で行うことが可能だそうです。

その筆記試験に合格すると期限付きの運転免許が発行され、一般道でその免許で運転の練習ができるそうです。

ですので、事実上は両親が息子や娘に運転を教えるというのは可能です。

そして練習を積んだ後に近くの教習所に行き、周辺を運転するという実技試験を受け、合格すれば運転免許が交付されるそうです。

これには大変驚きました。何せ、親が子供に運転を教えられるとのことですから…。

私の身の回りでも、「そろそろお父さんに運転おしえてもらわないとなあ」という風な会話が普通になされています。

私は日本では運転免許はまだ持っていないのですが、両親から教えてもらう彼らの立場を想像するととんでもない違和感に襲われます。

そこで色々と調べてみたのですが、どうやら日本の免許の交付の制度は世界レベルでもとても厳しいそうです。

例えばアメリカでは、まず教習所で配られている基礎知識の教科書で自主勉強して、その後に筆記試験を受けるそうです。

合格すれば仮免許が発行されます。これはコスタリカと似ていますね。

また教習所に支払う料金も異なるようです。コスタリカでは筆記試験、実技試験を合計して大体8000〜11000コロンを払う必要があります(約1800円〜2500円)。

他の国では事情が違うようで、アメリカやイギリスでは時間単位で支払われるそうです。

アメリカは18〜25ドル(約2000〜3000円)、イギリスでは9〜13ポンド(約1600〜2500円)くらいを時間単位で払うそうです。

また別の記事を読んでみると、アメリカではトータルで3000円ほどで済むとのことでした。

ともあれ、少なくとも日本では多くのお金を支払わなければならないようです。

有効期限については日本は原則3年で、コスタリカも3年だそうです。

しかし世界にはフランスやドイツのように、免許に期限がない国もあるようです。

ともあれ国によりけりです。少なくともコスタリカと日本では色々なことが異なっています。また世界規模で見ても日本の運転免許制度はなかなか厳しいようです。

参考になれば幸いです。

今日は以上です。
ありがとうございました。