コスタリカの珍味?Pejibaye
こんにちは。
今日は日本ではなかなか味わえないであろう、コスタリカの珍味(?)を紹介したいと思います。
その名を「Pejibaye」といいます。コスタリカでの発音は「ぺひばじぇ」となります。
こちらがそのPejibayeとやらになります。何やらどんぐりのような形をしているのがわかるかと思います。
今回は塩漬けにしたものを紹介します。砂糖漬けやお菓子に加工されたりもするのですが、塩漬けはどうやらオーソドックスな調理法なようです。
アップで見てみましょう。
二枚とも違う角度から撮影してみました。
ヘタがついているので、それを考慮すると柿のような形をしているとも言えます。
そのままでは食べれないので、まずは皮を剥いてみます。
中身はサツマイモのような感じになっていますし、食感も芋のような感じです。
味は塩漬けにしてあるので、ほんのりとしょっぱいです。同時に微かに苦味を感じました。非常に素朴な味で、塩気と苦味が丁度良く合わさっています。
中央には種があるので、食べる時は注意しましょう。飲み込んではいけません。
このようにお好みでマヨネーズをつけて食べても美味しいです。どうやらコスタリカには「私はバター派!」と言ってバターを塗って食べるという人もいるみたいです。
午後にコーヒーと一緒に食べたりするのですが、それはそれは大変美味しいです。コスタリカを訪れた際には是非試して頂きたいです。
さて。ここまで写真付きで解説してきましたが、ここでもう一つ付け加えておきます。
実はこのPejibayeというのは中米から南米が原産のヤシ科の植物で、コスタリカに限らず中南米全体で食べられているそうです。
しかし国々によって呼び名が違うそうで、コスタリカではPejibaye、コロンビアではChontaduro、ペルーではPijuayoなどと呼ばれるそうです。
ですので、結局のところPejibayeはコスタリカ限定のものではありませんでした。
それでもコスタリカではPejibayeは人気を博する食べ物です。
ある地域ではPejibayeの市場が行われたり、色々な方法で調理されたりと多くの人に愛されています。
皆さんも試す機会がございましたら、是非食べてみてください。
今日は以上です。
ありがとうございました。