集団心理…?
こんにちは。
日本ではやたらと、日本人は空気を読むとか、周りにつられるとか言われますよね。
日本人は流されやすいと言われますし、日本人的というような表現も使われます。
コスタリカではどうでしょう?
その日本人的とやらではないのなら、コスタリカの人々は個人の思い思いのことを重視するのでしょうか?
私の感想では、コスタリカ人、少なくとも私の友人や知人を見ていると日本人並みに集団を重視し、みんなと同じことをする傾向にあるのではないかと思います。
学校の友達、つまり高校生くらいの子供は、常に複数でいるのが普通です。
例えば学校での休み時間。
コスタリカの学校は二階がなく、自然を活かしたつくりになっていて、教室を出ると木や植物が植えられていたり、ベンチがあったりします。
そんなことで休み時間になると、その緑豊かさ故か、校内をやたらと歩きまわるのです。
歩こうよ!
といっていつも歩くのですが、必ず複数人で喋りながら歩くのです。ひとりで歩いている人はほとんどいません。集団は彼らにとっては大事なのではないかと推測されます。
また、私が彼らに集団心理があるのではないかと感じた大きな根拠となることを紹介します。
実は私の学校には購買があり、休み時間になると購買でお菓子やパンを買って、近くのベンチに座って食べたり、喋ったりするのです。
ですが先ほど話したように、休み時間に彼らは歩きまわるのです。休み時間に歩くことが彼らにとっての楽しみだそうです。
ですからベンチに座っていながらも歩きに行きたい人がいるのです。彼らは歩きに行きたいが故、歩きに行こうとは言うのです。
歩きに行こう!
という風に呼びかけると、グループの中の数人はそれにつられて、行こう行こうと言うのです。
しかし、他の人が動かないでいると行こうと言いつつ動かないのです。
行こうと言いいながら、立ち上がろうともしません。結局みんなが立ち上がってやっと歩き始めるのです。
そこがいわゆる日本人的といわれる集団の心理に似ているなと思いました。
ですから必ずしも日本人だけが集団につられて動くということではないのではないかと思うのです。
私はコスタリカの人々、さらに私の知人に限った話をしています。
ですが、世界規模でも日本人だけが〜だ。のような考え方に固執するべきではないのではないかと思います。
今日は以上です。
ありがとうございました。