馬のパレード
こんにちは。
コスタリカでも既にクリスマスは過ぎましたが、やはり年末というのもあって、今までとは何だか違う空気が漂っています。
そんな雰囲気ですので、最近は多くの特別なイベントが行われています。昨日は闘牛について話しました。闘牛は今日も行われています。
そして今日紹介するのは、「馬のパレード」です。
コスタリカでは「tope 」と呼ばれるこのパレードですが、今日は首都サンホセで盛大に行われていました。
これはコスタリカで80年以上続く伝統的なイベントだそうです。
20世紀初頭にコスタリカでは「バナナプランテーション」と呼ばれるアメリカによる政策が行われていました。
当時はバナナなどの第一次産業品に依存し、アメリカの資本によってコントロールされていたのです。
コスタリカにはユナイテッドフルーツ社が上陸し、彼らにより政策は実行されていたようなのですが、
そのユナイテッドフルーツ社が生産地において馬を使用していたことが、どうやらこのパレードな由来なようです。
そんな歴史あるパレードにおいてはたくさんの馬が見られます。
コスタリカの純産の種の馬もいるのですが、スペイン産、コスタリカとスペインの混血などそれらは多岐にわたります。
そしてそれらは決して安い値段が付けられているわけではなく、高額な馬は800万円ほどの値が付くそうです。
今日は首都の中心の通りを何百という馬が埋め尽くし、また多くの人が集まっていました。
テレビでも中継が行われ、テレビを介してでも馬の歩く様子やそれらの質の良さを見ることができました。
またこれはお祭り的な要素が強い行事なので、パレードの行われている区域にはたくさんの人が集まり、ビールなどを飲みながら通りに出ているそうです。
このように盛大なイベントが年末では頻繁に行われています。
私の留学生活はもうすぐおわってしまうのですが、このようなレポートは終わりまで続けていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。
今日は以上です。
ありがとうございました。
闘牛
こんにちは。
今日はコスタリカではクリスマスでした。昨日の記事に書いたように人々は家族と過ごし、ゆっくりと幸せな時間を共有したという人が多いようです。
そんな今日のクリスマスの日から、コスタリカでは闘牛が行われています。
これはどうやら毎年行われている恒例の行事だそうで、テレビでは会場からの生中継が午後から深夜にかけて行われています。
闘牛というとスペインを連想する人がいらっしゃると思います。
赤いマントを持った闘牛士が怒り狂っている牛を嘲るように操る、というのが私の闘牛に対してのイメージだったのですが、
コスタリカでは闘牛場にたくさん人が入り牛を挑発し、その人々の中に牛が飛び込んでいく、というスタイルなようです。まさに画像にお見せしたような感じです。
これはかなり危険だなと個人的に思います。牛はかなりの力を持っていますので、角で人を持ち上げたり、突進したりします。
その勢いでそこにいる人は空中に放り投げられたり、地面で牛にいたぶられたりと、それはそれは散々な光景です。
ですが闘牛場にはたくさんの人が集まり、多くの国民がテレビの中継を楽しみにしています。闘牛は12月の風物詩だという認識があるようです。
今日から始まり、この闘牛の行事は年明けまで続くようです。
このような年末の楽しみ方がコスタリカではされるのか、と私は個人的にとても感心しました。
今日は以上です。
ありがとうございました。
引用
http://www.nacion.com/m/ocio/tv-radio/Corridas-Luces-camara-accion-toros_0_1459454071.html
コスタリカのクリスマスイヴ
こんにちは。
今日、日本から少し遅れたもののコスタリカにもクリスマスイヴの日がやってきました。
家のクリスマスツリーの下にはたくさんのプレゼントが置かれ、いよいよクリスマスがやってきたんだなという思いです。
人々はやはりこの日を待ちわびていたようで、日中は街は人で賑わっていました。
そして街中で「Feliz Navidad!」(メリークリスマス)という声が聞かれる、賑やかな1日でした。
日中はこのように人々は街へ出て、友人に会ったり、プレゼントを買ったりします。
しかし夜にかけては家族や大切な人と食事をしたりして一緒に時間を過ごすというのが一般的です。
また、コスタリカではクリスマスとは宗教的なイベントだというイメージが強いです。
カトリックが国教だというのもあって、ほとんどの人はキリスト教徒です。
ですのでテレビでもイタリアのバチカンで行われたミサの中継が行われていましたし、街にも宗教的な置物がたくさん置かれています。
個人的に私が最も気に入ったコスタリカのクリスマスの習慣は、やはり大切な人と一緒に過ごそうという意識があることです。
受け入れ家庭のホストファザー(お父さん)、そしてホストブラザー(兄)は今日はクリスマスのために会社が彼らに休暇を与えたので、今日は1日家で過ごしていました。
私も学校が終わっているので家にいましたが、やはりこのような大切な人といる時間ほど良い時間はないなあと感じます。
個人的なら結論になりますが、大切な人を大切にするということはいつの時代でも世界のどこでも重要なことだと思いました。
私が日本に戻ってもそういうことは大切にしようと思いました。
今日は以上です。
ありがとうございました。
クリスマスプレゼント
こんにちは。
今日はクリスマスプレゼントの話です。
コスタリカにおいては、クリスマスにプレゼントをするというのはかなり重要です。
私も受け入れ家庭の皆さんにプレゼントをするために、今日は街へ出て買い物をしたのですが、街は人で溢れかえっていました。
私はコスタリカのCartagoという県に住んでいるのですが、中心街は人、人、人という感じで、午後にはいつもよりひどい交通渋滞が発生したそうです。
街中の店もそれに伴い今日は稼ぎ時という感じでした。割引もさかんに行われていましたが、営業時間をいつもより伸ばしてている店も見られました。
コスタリカでは午後6時くらいになると多くの店はしまってしまうのですが、クリスマスの時期には限定の時間割が設定されるようです。
そんなわけで今日は木曜日、金曜日を幸せに過ごすために、多くの人が用意をした日だったということです。
もう小学校や高校が長期休暇になっているというのもあって、子供連れの人々や恋人同士で買い物をしたり、街を歩いている人が多かったです。
私も今日はモールで学校の先生に会ったり、友達に会ったりしました。そこで何をしているのかと聞くと、「家族のためにプレゼントを買っている」とみんなが私に答えました。それほど明日からのクリスマスが重要な日だということなのでしょう。
クリスマスを大切な人と過ごすというのは、ここでは非常に価値のあることが今日はよくわかりました。
また明日からクリスマスモードになるということで、個人的にも楽しみが増えました。
明日もまたクリスマスについて伝えることになると思います。よろしくお願いします。
日本時間ではもう24日になっていますが、皆さん良いクリスマスを!
今日は以上です。
ありがとうございました。
コスタリカの「ソース」
こんにちは。
今日はコスタリカに来たら是非みなさんに試していただきたいものを紹介したいと思います。
それは、こちらになります。
これは「Salsa Lizano」というソースです。
日本でも中濃ソースやたこやきソースなどが売られていますが、このソースもそれに類するものです。
野菜などのエキスが入った、日本のソースのようなものなのですが、少しだけ酸味がついているというのが特徴です。
また、人によっては少し塩辛いと感じる人もいるかもしれません。
ですがコスタリカでは絶大な人気を誇るソースで、コスタリカ人だけでなく、コスタリカにきた外国人にもとても人気です。
このソースは本当に何にでも合うソースで、コスタリカの人々は何にでもこのソースを入れます。
コンソメのスープに入れたり、ゆで卵に入れたりされますし、以前紹介したTamalという食べ物とこのソースはの相性は抜群に良いと言われています。
とにかく何にでも合う、オールマイティーなソースなのです。
そんなわけでこのソースはコスタリカを代表する調味料なのです。
私も日本に帰国するにあたって、これだけは持っていけとよく言われます。
日本で手に入れるのはかなり難しいですが、皆さんが何らかの形でコスタリカと関わる機会があれば是非お試し頂きたいと思います。
今日は以上です。
ありがとうございました。
コスタリカのスペイン語
こんにちは。
今日はスペイン語の話をしたいと思います。
スペイン語は話者人口が世界に3番目、ビジネスにおける重要性は世界で2番目と言われるほど重要かつ普遍な言語だと言われています。
というのもスペイン語とはスペイン国内に限らず、アメリカ大陸でも一般的に話される言語だからです。
スペイン語が話される国をあげていくと本当にたくさんになります。
スペイン、コスタリカ、メキシコ、アメリカ(一部)、ニカラグア、パナマ、コロンビア、アルゼンチン…
などなどまだまだ続きます。それほど世界的に普遍な言葉なのです。
ですがスペイン語を話す人々が必ずしも十分に分かり合えるかと言えば、実はそうではないのです。
日本にも方言があるように、スペイン語にも地域差があります。
地域によってアクセント、発音、語彙などが全く違います。
具体例をいくつかあげていきたいと思います。
まずスペイン、メキシコなど一般的なスペイン語の話される国では、日本語であなたを表す言葉は「Tú 」です。
つまり、あなた=tú です。
ですがコスタリカではtúと言う言葉はほぼ使われません。vos または、ustedという言葉túの代わりに使われます。
また発音の違いについても一例をあげていこうと思います。
スペイン語で「わたし」は「Yo」というのですが、
スペインの人々は「ヨ」、コスタリカの人々は「ジョ」、ウルグアイの人々は「ショ」と発音したりします。
こんな違いがたくさんあるので、同じ言葉を話しているのに分かり合えない場面があるそうです。
ですがここで付け加えておきたいのは私たち日本人にとってはコスタリカのスペイン語はかなり学ぶのに適しているということです。
スペイン語はだいたい書いてある文字をローマ字の読み方に従って読めば通じると言われています。
例えば、「私は日本人です。」と言いたい時、スペイン語では、
Yo soy japonés.
と言うのですが、これは「ヨ ソイ ハポネス」と読みます。スペイン語ではjを「ハ」と発音するのですが、ローマ字と違うところはそれだけです。
ですが、これはスペイン語の話で、コスタリカのスペイン語はもっと私たちにとってお得な要素を含んでいます。
例えばスペインのスペイン語であるとZの発音が英語におけるthの発音になります。
スペイン語で靴をZapatoと言うのですが、スペインの人々はzを英語のthのように発音するので、これは我々日本人にとってはかなり苦労する点です。
しかしコスタリカにおいてはzはsと同じように発音されますので、日本語のあいうえおのサ行のように発音すれば問題ないのです。
このような理由も相まって、コスタリカはスペイン語を勉強するのには絶好の場所だという人もいます。訛りも少ないので、私も同じように思います。
このように同じスペイン語でもこんなにも違いがあるのです。それをわかっていただけましたら幸いです。
今日は以上です。
ありがとうございました。
旅行日記〜Limón〜
こんにちは。
今週末はまた旅行に行ってきました。おそらくこれがコスタリカ最後の旅行になるのではないかと思います。同時に旅行の話もこれが最後になるでしょう。
まあそれはさておき、早速参りましょう。
今回はコスタリカのLimónという場所へ行ってきました。
地図で場所を探してみると、コスタリカのカリブ海側に位置することがわかります。そして文字通り海の近くです。
ですのでこのリモンという場所は港町で、船などを使った貿易の拠点となっています。たくさんの船が外国から来航しますし、石油を貯蔵する施設などもあります。
ここはそれほど重要な場所であるのです。
ですがその一方で多くの自然が今もなお現存しており、それはとても美しいものです。
特に目玉なのが、海です。
地図をご覧になればわかる通り、リモンはコスタリカのカリブ海側に位置しています。
また海の近くに位置しているのもわかります。
これはリモンの外れのManzanilloというところのビーチなのですが、綺麗な水色をしているのがお分かりになるかと思います。
波が少し高いので注意が必要ですが、海水浴をするには非常に良い場所です。
またリモンはコスタリカにおいて黒人がかなり多い場所です。コスタリカでは肌の白い人、少し焼けている人がほとんどなのですが、リモンは多くの人が黒く焼けた肌をしています。
最後にリモンの郷土料理を紹介したいと思います。
これはRice and Beansという料理です。
コスタリカではスペイン語が話されますが、英語の名前が付いているという少し変わった食べ物です。
その名の通りこれは米と豆で作られた料理です。
豆と米が混ざった炊きご飯のような感じなのですが、ココナッツのソースが少しかかっています。
ですのでしょっぱく味付けされているのですが、そのソースによって少し甘みも楽しめるという感じになっています。
私は鶏肉をオーダーしたのですが、そこに付け合わせに鶏肉や牛肉のステーキなどがつきます。
また写真に見える黄色い食べ物は、プラタノというバナナのようなものから作られたPatacónという食べ物です。
そのプラタノを揚げた食べ物なのですが、ポテトチップスをイメージしていただくとわかりやすいです。ポテトチップスと似て非なるものです。
このRice and beansという食べ物はコスタリカの一般的な料理とは全く異なるものです。
このようにLimónはその自然、人々、食べ物などで、コスタリカの中でも異色な場所です。
私はもうコスタリカに来て10ヶ月程が経ちましたが、私は同じコスタリカであるのに全く別のところへ来たような感じがしました。
そんな意味でも今回の旅行はとても面白かったです。
今日は以上です。
ありがとうございました。