学校生活を振り返る
こんにちは。
実はもうコスタリカでは多くの高校が1年間の終わりにさしかかっています。早いところではもう終わって休みに入っているという学校もあるそうです。
実は11月に高校課程の修了試験があり、それに合わせて学校が終わるという形になっています。私の学校では最高年の5年生の生徒は試験のためにもう学校には来なくて良いことになっています。
私は4年生に入って勉強しているのですが、私達ももうすぐ1年の課程を修了することになります。
というわけで今日から学校生活について振り返る記事を書きたいと思います。
初日の今日は、全体的にどういう学校だったのかというのを書きたいと思います。
明日からは各教科別にどういう勉強をしていたのかというのを紹介していこうかと思っています。お楽しみに待っていて頂ければ光栄です。
ということで、「私の通う学校はどういうところだったのか」というのを紹介したいと思います。
私が通っていたのは全校約1000人ほどの公立高校です。1000人と言っても、13歳〜17歳の生徒が通っている学校なので一学年は200人ほどと計算できます。
まず設備についてです。
第一印象は1000人が通う学校にしては本当に狭かったということです。
これは学校の廊下です。狭いので休み時間に人が通ると非常に歩きにくくなります。人が多くて東京のように歩きにくいです。
写真を見て分かる通り建物は一階建てで、二階などはありません。建物には屋根がついていますが、非常に簡素な作られ方です。明らかに耐震性などはなさそうです。
写真のように学校の中ではたくさんの緑が見られます。それが原因かはどうかはわかりませんが、気休めに大半の生徒は休み時間になると校内をぐるぐると歩き回ります。
なぜそのような習慣があるのかはよくわかりませんが、気分転換にはなるのでちょうどいいです。
設備の話はこれくらいにしておきます。
次は授業についてです。
一般に1クラスは30人程度で教室は少し日本の高校のものより狭いです。
教科ごとに先生は変わり、授業は一コマ80分間です。
授業は座学が中心で、先生が問いかければそれに答えるというスタイルが基本です。
以上が学校のいうシステムなのですが、実際は少し状況が違います。
まず授業の開始が必ず10分遅れます。7時に始まる授業があるとすると、先生が授業を始めるのは7時10分です。ですので事実上は大抵70分授業です。
また先生が授業の間生徒をコントロールしているとは限らず、謎の空白の時間があったりします。
先生が授業を打ち切ったり、生徒が好き勝手に立ち歩いたりすることがよくあります。
また先生が授業に来ないということもよくあります。学校に着いてから「今日は先生が来ないから〜の授業はない」などと伝えられることが普通にあります。
これらが授業に関することになります。
もう一つ補足しておきたいのが、毎日学校の放課時間が異なるということです。
私は毎日7時に登校するのですが、月曜日と金曜日は午後3時に放課、火曜日と水曜日は午後4時半、木曜日は午前10時に放課になります。
木曜日に至っては午後に授業がありません。午前で学校が終わるというのは小学校一年生以来のことです。
それに加えて先ほど述べたような突然の授業の中止などがあるので、何時に学校を出ることができるのかは全く予想できませんでした。
学校についてまとめるとこのような感じです。日本で通っていた学校とはほぼ何の共通点もなく、なかなか個人的には面白い学校だったのですが、教育の場としてはどうなのだろうかと私は今も感じています。
今日は以上です。明日からは各教科について書いていこうと思います。
ありがとうございました。