コスタリカと私

コスタリカって?と思う全ての人へ。

ウケたいなら

こんにちは。

留学生という立場上、私は大勢の人々に向かって何かを発信するという機会をたくさん持っています。

プレゼンテーションやスピーチ、このブログに至るまで、様々な場所に立たなければいけません。

そこで注目を集めるようなことができれば、自分の留学生としての経験はより充実した物になるでしょう。

注目度が上がれば確実に噂になったり人脈が広がったり、プラスなことは絶対に起こります。

問題はそのチャンスをどう活かすかということです。要するに何がウケるのか、それを私は知らなければなりませんでした。

コスタリカで最も大切なのは、わかりやすさです。いかにわかり易く、簡潔に伝えられるか。これにつきます。

一度にたくさんのことを伝えようとする傾向がよく見られるのですが、それで話が長くなったり、多くの説明が必要になる場合は考えを改めるべきです。

今日も小学校訪問があったのですが、私の留学生の友人は一度に色々なことを伝えようとしすぎるあまり、話にあまりまとまりがありませんでした。

そうするとせっかくの機会を無駄にしてしまうことになります。これはかなりもったいないことです。

今回はいかに小学生の注意を惹き付け、いかに彼らに気に入られるか。

そこに焦点を置きました。

複雑な語彙を使わずにシンプルに話したり、黒板に図を書きながら説明をしたりしました。

コスタリカでは生徒の反応がかなり大きいので、それを利用して生徒が参加できるようなプレゼンテーションを作りました。

問いかけを多くしたり、日本語の単語を復唱するように指示したりするのです。

また浴衣などを持って行って生徒に着せて写真を撮らせてあげたりもしました。生徒達は非常に楽しんでくれたようです。

全体的に良いプレゼンテーションができたと思っていますし、満足な出来でした。

周りからも好評で、今日は一般の生徒の教室を20分程ですが任されました。

付き添いの高校の先生も、小学校の担任の先生も教室から出て、私の好きなようにプレゼンテーションをする機会を与えてくれたのです。

これは非常に大きかったです。生徒とは何倍も親密になれましたし、日本に大してかなり理解を深めてくれました。

このように何が必要なのか細かく観察し分析することで、来るチャンスをものにすることができます。

改めて準備しておくこと、観察することの大切さを実感しました。

今日は以上です。
ありがとうございました。