平等な国民性
こんにちは。
今日も早速書いていきます。
以前にも紹介した通り、基本的にコスタリカ人は仲間の意識、つまり横並びな社会になっています。
今日はそれを感じたエピソードを紹介したいと思います。
ここでは基本的に私は留学生だからといって特別な扱いはされません。
学校に行ったら普通の生徒と同じ授業を受けさせられ、宿題もみんなと同じものをやります。
評価のされ方も他の生徒と一緒です。宿題を忘れたら普通に点数が引かれます。
私の日本の高校には留学生が来ていましたが、彼らはテストを受る必要がなく、言葉の問題の配慮によって受けなくて良い授業がありました。
そんな留学生扱いとは裏腹にここでは完全に平等に扱われます。テストがありまさ。プレゼンテーションもスペイン語でやらなければなりません。
そんな私は一度心理学のテストで100点中13点を取ったことがあるのですが、その時はクラスメイトや先生に非常に笑われました。
その時はコスタリカに着いて1カ月だったので致し方ないかと思ったのですが、クラス全員に爆笑されましたし、家族にも勉強しなさい、みたいなことを言われたことがありました。
正直私は仕方のないことだと思いますし、日本人の皆さんもそう思うかと思います。
逆の立場になって考えてみたら明らかなことです。以前英語のテストに関して記事を書きましたが、私のクラスメイトが英語圏の国に留学したら必ず同じことが起こるでしょう。
少しは考えてみたらどうだ?と叫びたくなるほどでした。ですから正直それは私にとっては受け入れがたいものでした。
しかし違う見方をすれば、それも平等な国民性の表れかと、そう捉えることもできなくはないかと今は思います。
授業中にクラスメイトは先生にあたかも友達かのような言葉使いをします。
スーパーで買い物をする時は、店員が友人のように助けてくれます。
サッカーをしている時も年上、年下などと言った壁がありません。
ありとあらゆる場面において、平等性が見られます。
人々の暮らし、人間関係や言動を観察すればするほど、それは顕著になります。
これがいわゆる文化や社会の違いなのだろうかと、そんな風に思います。
今日は以上です。
ありがとうございました。