公立高校では
こんにちは。
今日は高校の話をしようかと思います。
コスタリカでは公立の高校に通うのであれば小学校からはじまり、11年間は無償で教育が受けられるそうです。
と私の友達、あるいは知人が誇らしく語ってくれました。
彼らに言わせるとその教育の水準、環境は非常に素晴らしく、識字率も中南米では圧倒的に高いそうです。
日本人の私からすると、それはどうだろうか。と疑わざるを得ません。
例えば先生が来なくて授業がなかったりします。なぜ先生が来ないのか聞いても理由がわからないこともありました。
先生が授業を忘れていたということもあります。毎週私たちのクラスの授業を忘れている先生もいます。
授業といっても出席を取るのに20分くらい要するのは普通です。生徒が好き勝手に教室を歩き回ったりしていますし、授業に遅れるのは普通です。
テストや宿題がなんとかなればいい、みたいな風潮はかなり強いです。宿題は友達のものを写しているひとがほとんどです。
テストの時にも私語が絶えませんし、80分のテストで早く終わる人がいると後ろを向いたりして落ち着かない人がいます。
テスト中のカンニングや不正行為が絶えません。
日本で教育を受けている人にとっては、信じがたい光景がそこには広がっています。
自分が彼らと同じようにしていたら、今日学校でなにしたの?と聞かれてもなにも答えられないと思います。
教育のあり方、見方を今一度確認する必要があるように思います。
無償教育と聞くと響きはいいですし、学校は若者たちの社会ですから、そこへアクセスできる環境は素晴らしいと私も思います。
ですが、変わらなければいけないことは変えていくしかないです。教育が形式ぶったものになりがちだと私は思います。
詳しいデータを調べて後日また学校については紹介します。
また、私の学校には私だけでなく年間を通して多くの留学生が勉強しにきます。
留学は時間もお金もかかりますが、留学生からはそれらをかけなくともたくさんのことを学ぶことができると思います。
ただ、その利点を活かしきれていないです。
留学生を活かして自分の経験値にする、ということがどうも足りていないように思います。
わざわざ自分が行かなくても、いるもの、つまりあるものを最大限活かそうと考えている人が少なすぎると思います。
そこから変えていくべきだと私は考えます。
今日は以上です。
ありがとうございました。