なぜ話す?
こんにちは。
今日はコミュニケーションの話です。
留学に行くとなると、外国語の習得や学習に目が行く人が多いと思います。
それは非常に大事です。ですからたくさんの人に話しかけようと意気込む人もいるでしょう。
ですが、私の感想では、話し過ぎは良くないです。
つまり、必要以上に人に話しかけることはあまりよくないです。
というのは、それは人間関係に影響を与えかねないからです。
例えばあなたが留学生活初日、なにも外国語がわからない状態で、闇雲に通りすがりの人に話しかけたりすればそれはもう完全に不審者です。
相手が自分の言葉のレベルを理解した上で話すのならばまあよいのですが、人間関係が構築される前に喋りすぎると、変なやつだな、と思われる可能性が無くはないです。
あと、話しかけ過ぎは自分本位のコミュニケーションになりがちです。自分から話すことで自分本位の話題で相手に迷惑をかけかねません。
聞くことによって得られることもたくさんあるのです。というか、ネイティヴの外国語を聞いて真似したほうが明らかに効率が良いはずです。
それだというのに、たまに日本人で話そうということばかり考えている人がいますし、私も外国人に話しかけることこそ重要だなどと教えられたことがあります。
ですが、私にとってそれは間違いです。
話すことが本来の目的ではないです。
コミュニケーションを通してわかりあうことが重要であると思います。相手と対等に近い関係こそベストではないでしょうか。
静かに相手を聞くことが一般に日本人にとっては得意なはずであると思うのです。
それが海外に出ると一変してしまうのはどうしたことでしょうか。
今日は以上です。
ありがとうございました。