コスタリカと私

コスタリカって?と思う全ての人へ。

日本語の受け具合

こんにちは。

今日は以前もあったような国際交流のイベントがあり、それに参加してきました。ある高校で国際交流のイベントがあり、それに招待されたからです。

今日はパワーポイントのプレゼンテーションのような形式を取りませんでした。

与えられた机に私が持ってきた日本に関するものを展示して、私のところに来た人に対して日本について紹介すると言う形でした。

私は着物や西和辞典などを持っていき、それらを展示しました。私の展示場所に訪れた人々はそれなりにそれらに興味を示していました。


しかし彼らの興味とは別の場所にあったのです。

それは、日本語です。

実は自分の名前を漢字で書きそれを手元においておいたのですが、その漢字の複雑さにある人が大変驚き、興味を示したのが事の始まりでした。

その人は私に日本語で自分の名前を書いて欲しいと頼んできました。

それに従って私は近くにあった紙切れにカタカナで名前を書いてあげてプレゼントしたのですが、それが大変好評だったのです。

するとどうやらそれが口コミのように広がっていき、たくさんの人が名前目当てに私のところを訪ねてきました。

近くにあった着物などにも興味は示したりしていたものの、とにかくその名前というのは好評で、日本に関する質問そっちのけで名前を書いてくれとばかり頼んできたのは大変驚きました。

少なくとも今日私は100人分くらいの名前を書いたと思います。その100人のひとりひとりが驚いたのも鮮明に覚えています。

「なんだこれ!すごい!」などと言って大きいリアクションをしてくれるのは、なかなか嬉しかったものです。

彼らにとっては驚きだったことでしょう。異国の見慣れない文字で自分の名前が書かれるのは感慨深いものであると思います。

個人的に私自身にもそのような経験があります。

実はタイ人の友達がいるのですが、ある日私の名前をタイ語で書いてくれたことがありました。

タイの書式というのは日本と何の共通点もなく、全く違うものです。その方法によって身近な自分の名前が書かれるのはとても不思議なことでしたし、驚いたことでした。

今日はそのように彼らは驚いたのだろうと思います。それはそれは不思議に思ったことでしょう。

とにかく日本語とはコスタリカの人々に限らず多くの外国人にとっては縁のないものです。

皆さんが何かを異なる文化からの人に伝える時は、日本語について話すと興味を持ってくれるのは間違いないだろうと私は思います。

今日は以上です。
ありがとうございました。